『プレスアルト』及び関係資料, Periodical "Press Art" and related materials
Collection
Identifier: SC023
概要
「プレスアルト」は、1937(昭和12)年からおよそ50年にわたり、京都にあった古書店ワキヤ書房店主の脇清吉が「プレスアルト研究会」の名の下で運営した事業の総称。脇はポスターやリーフレットといった広告印刷物を収集して、解説や批評を掲載した解説冊子『プレスアルト』を発行し、毎月約20点の現物を付けて会員に頒布した。会員数は刊行当初100名ほどで、3年後には3倍に増加し、44号からは冊子購入のみを希望する会員も募ったことから、戦前の会員数は650名を超えていた。
本資料群は、発行された解説冊子『プレスアルト』とそこに付属する広告印刷物、その他発行者が収集した広告印刷物、『復刻版プレスアルト』等、関連資料を含む積極的な収集物により構成される。
年代域
- Issued: 1937-1986
容量
276(冊子あり)+28(冊子欠落) 箱(複数) (専用箱)
25 箱(複数)
2 冊(複数) : 復刻版
使用言語
日本語
保管履歴
グラフィックデザインはもとより、印刷史や企業史の研究にも幅広く活用可能なものとして、広告印刷物の現物が付属した解説冊子の大部分を近代美術館準備室(大阪市)時代に購入しており、2018(平成30)年度には発行者であった脇の遺族より、広告印刷物等の残部を含む関連資料を追加受贈している。
- 言語
- 日本語
- 表記
- Japanese syllabaries (alias for Hiragana + Katakana)
- Sponsor
- 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 課題番号16K04117 「黎明期広告業界誌『プレスアルト』広告現物全調査に基づく関西の広告史研究」
更新履歴
- 2024-11-09: 主題追加(李)
管理者情報
カテゴリ: 特別コレクション リポジトリ