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山本發次郎, 1887-1951

 Person

日付

  • 実在期間: 1887-1951

略歴

岡山県出身。旧姓名戸田清。大阪船場でメリヤス業を営む山本家の長女はなと結婚、婿養子に入る。1920年家督を相続、山本發次郎を襲名。メリヤスおよび整髪事業のかたわら、1929年頃より美術品収集を始め、墨蹟、浮世絵、御宸翰、近代絵画、陶器、染織などを集める。佐伯祐三作品の真価を見出したことで知られる。第二次世界大戦でコレクションの多くを失うも戦後事業を再興し、収集を再開。没後の1983年に墨蹟、染織および近代絵画作品約600点が遺族から大阪市に寄贈され、大阪中之島美術館のコレクションの柱の一つとなった。